11月としては暖かい日が続いていたが、今日は朝から風が強く吹き肌寒い日となった。今回は車の進入がない広めの空き地を利用して操縦テクニックとバランスに重点を置いたスクールを開催する。子供3分の2、大人3分の1程度の割合で20名強の参加者。MTB福佐屋ジャイアントの山田大五朗氏、元プロトライアスリート石崎義信氏と共に私が講師を務めました。
子供が多いため挨拶も手短に済ませ、まずはコーナーリングの練習。軽い傾斜面を利用してスピードに乗せ、地面に描いた半円をきれいに辿ってUターン。体を倒せずにぎこちなく回るのは大人の方が多く、子供が意外に度胸よく回ってくるのが面白い。重心を後方に置きハンドルをきらないよう心がけます。左右回転を繰り返しみんなスムーズに回れた頃にスラロームに移る。間隔をあけた高速スラローム、上り傾斜のハンドリング重視スラローム、蛇行しながらのスラロームなどいろんなパターンで重心移動を覚えていく。次に長さ2メートル間隔20センチほどの木枠の間をゆっくり2箇所通り抜けるバランス走行。慎重になりすぎ転倒者も出るが、ご愛嬌。この頃には寒さは感じなくなってきました。
その後、水を入れたペットボトルを体を傾け拾っては置くという動作。体だけではなく自転車を反対側に傾けなければいけないため、重心移動が大切となり、ダンシング時の(体の軸はまっすぐで自転車を振る)動作が身につきます。
最初は2リットルのボトルも拾えなかった参加者たちも、500ミリリットルのボトルを軽々と移動させるまでに上達。普段やらないだけでやってみると自転車を自在に操る面白さを知ってくれたようです。子供たちは面白がって左右交互に延々とやり続けます。
仕上げはすべてのコースを通して全員が次々と走り抜け、見た目にも自転車を乗りこなしているのが実感できました。
そしていよいよハウステンボスへサイクリング、折り返し地点で子供たちの「まだ走る!」の声に後押しされ距離を延長しました。交通量がほとんどない場所では大人の参加者と軽くモガキ比べ。(とりあえず面目は保ちました)復路はアップダウンでへばる子供もいますが、伴走車とダイゴロウプロに見守られ全員完走。いい汗がかけたようで無事終了です。
自転車の面白さを広げるためにも今回のスクールのような体験を通して、とっさのアクシデントや事故から身を守る術を知って欲しいと思います。
また、レースを走る選手でさえも自転車と体がばらばらの動きをしている人は多く、「自転車を乗りこなす」事でレベルアップに繋がるものです。
きつい練習だけがトレーニングではありません。特に子供の頃は遊びの中にも運動能力を上げる方法はたくさんありますのでやってみてはいかがでしょうか。
伴走や備品の整理などお手伝いいただいたみなさん、どうもありがとうございました。 |